恨めしい連続台風 #93

みなさん、こんにちは。

皐月秀起です。

 

 

先月、経団連の中西会長が就活ルールの廃止を打ち出しました。

 

普段、大学生と接する機会が多いので、もちろん気になるトピックスであり、自分なりに考えをまとめている最中ですが、基本的には「自由競争賛成派」であります。

 

学生が勉学への影響を最小限に抑え、就活しやすいように「経団連加盟企業は『3/1説明会開始。6/1面接開始』を順守しよう」というのが就活ルールですが、経団連に加盟していない企業、特に外資系企業やベンチャー企業などは守る義務がないので、就活ルールより早く採用を始める、さらには経団連加盟企業の中にも守っていない企業もあるのが実情です。

 

みんなが守らないルールに存在価値はないので、中西さんの「もうやめや!」に個人的には理解できます。

 

さっき「学生が」と書きましたが学生だけでなく、採用する企業も、就活サポートをする大学側も、ルールがあった方が自分たちも活動しやすい、きつい言い方をすると「ラクをしていた」わけですから、本来の自由競争のカタチに戻っていいんではないでしょうか。

 

この就活ルールの廃止って、「新卒一括採用」の廃止を意味しており、これが「年功序列」「終身雇用」などに波及することも確実で、実際は年功序列などが崩れてきているから、新卒一括採用も崩れてきているのかもしれません。要は、戦後からの仕組みが一気に崩れる歴史的瞬間に立ち会っていると言ったら言い過ぎでしょうか(笑)。

 

世の中が変わっていく瞬間ってワクワクしませんか?。


今日のひと言

由伸の後が、また原って・・・

・・・・・・・

ジャイアンツの高橋由伸監督の辞任は驚きました。由伸って、原が色んなゴタゴタで急に辞めることになって、まだ現役できそうなのに引退して後を継いだのではなかったけ?。


空室状況

アザレア43:2部屋/43部屋

シティマンション赤池:1部屋/16部屋

パオ35:1部屋/35部屋

ソラーレ逆瀬川:満室/5部屋

 

学生が住むアザレア43の空室が2つになりました。昨シーズンは内覧部屋がなくかなり苦労しましたが、今年は見てもらえるお部屋があるので気は少し楽です。パオ35も学生向けなので、来年入居に向けての準備期間です。

 

シティマンション赤池が1つ決まり、空きが1つだけになりました。来月初めにまた1つ退去があるので、今の1部屋を何とか今月中に決めたいところ。

 

シティマンション赤池は2LDKなんですが、これまではほぼ新婚さんのみがターゲットでしたが、お年を召したお母さまと娘さまとか、お母さまと社会人の息子さんとか、世帯が多様化してきていて、結構チャンスが広がってきたなと感じています。 


金木犀の刈り込み

 

この時期の定例イベントである、シティマンション赤池の金木犀の刈り込みをやりました。

 

今年は、しばらくお休みをしていた母も加わり、父と3人で作業をしましたが、3人だったらあっという間で、掃除まで入れても1時間かかりませんでした。

 

このアプローチを歩いた時に、ふっと金木犀の匂いがしたら、秋を感じることができます。

 


恨めしい連続台風

先週末の台風24号で、雨風の吹込みから、お部屋に水漏れが発生し、現在対応に追われています。

 

高所作業車を手配して、外壁を見てもらうことになりました。ちょろちょろではなく、タオルが濡れるくらいの水漏れだったので、それなりに大きめの割れからの侵入と予想しているものの、雨漏り・水漏れの原因特定って難しいですよね…。

 

外壁を確認して、割れなどを補修してもまた漏れてきたら…などと思うとなかなか頭が痛いです。

 

さらには、今週末の台風25号の来襲。これがまた恨めしいです。作業の日程は立てにくいし、この暴風雨をどう凌ぐかも問題ですし…。

 

何とか気合で収めたいとは思っていますが、果たしてどうなるか…です。


読書遍歴

 

Vol.46:マチネの終わりに 平野啓一郎

Vol.47:私とは何か「個人」から「分人」へ 平野啓一郎

 

※今年の1/1から冊数をカウントしています

 

平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」は、個人的には今年No.1候補の一作でした。

 

ギタリストとジャーナリストの恋愛小説なんですが、ふたりのすれ違いの妙が何とも言えず、イラク、パリ、ニューヨーク、ロンドンなど海外の描写も異国情緒を誘います。

 

その余勢をかって、平野さんが提唱する「分人主義」にも触れました。

 

たった一つの「本当の自分」なんて存在せず、複数の顔すべてが本当の自分で、それを私たちは使い分けており、自分が心地いいようにバランスを考えればいい、というのが分人とのことです。

 

これも個人的にはかなりしっくるくる考え方でした。

 

家族との顔がメインでありつつ、学生と接している顔、仕事をしている顔、吹奏楽団での顔など、私にもいろいろな顔があります。それぞれは違っていていいんだ、全部が揃って自分なんだと言われると、「これでいいんだ」と何だか嬉しくなりました。

 


執筆・出版の進捗

「無料塾が人をつくる(仮)」という書籍を出版する計画ですが、出版社の幻冬舎ルネッサンス新社(幻冬舎から独立した自費出版を専門的にやっている会社)と、9月末に契約を交わし、約9万字の原稿も提出しました。

 

これから編集作業に入っていき、今のところ来年4/19刊行の予定です。

 

どうなることやらですが、温かく見守って頂ければうれしいです。


最後までお読み頂き、ありがとうございました!。

次回のニュースレターの配信は10/20頃になります。

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